米国ポーク生産者協議会（NPB）では、スタッフのプロ意識を豊かにして、ポジティブなバーンカルチャー（農場文化: Barn-culture; プロとして認め合い助け合う職場環境の伝統）を創造することを薦めています。その中で辞職理由は：1）コミュニケーション不足；2）やりがいの...

評価の目的は、過去の業績を評価しスタッフが自らキャリアを考え成長し、さらにパフォーマンスを向上できるようにすることです。詳しくは経営ページの農場文化タブで。 変化への管理／変化への受容性：必要な変化を受け入れることができる...

時々新聞で出てきます。「会社の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を目指し、長期的な会社価値の増大に向け、経営を監督する仕組みのこと」だそうです。wikipediaを参考に。 米国JBS foods (米国7位のポーク生産者)...

米国ポーク生産者協議会（NPB）が第三者農場査定標準を発表しました。その中から農場での記録・書面に関する設問を紹介します。詳しくは福祉セクションの農場査定タブを。 緊急時用バックアップ機器を年2回以上テストした記録があるか？...

米国ポーク生産者協議会（NPB）が第三者農場査定標準を発表しました。その中から福祉に関する飼育スタッフに関する設問を紹介します。詳しくは福祉セクションの農場査定タブを。 病気の豚にどんな治療が行われ何日間治療されているかを説明することができるか？...

飼料要求率や1日当り増体量はよく使用されている指標ですが、その他もあります。 出荷日齢：Days to market 年間施設出荷回数：Facility turns/year 床面積当たり出荷生体重：Live weight marketed/floor space...

シュワルツ農場は、中西部であるミネソタ州、アイオワ州、ネバダ州、南ダコタ州で養豚生産をおこなっています。現在は400人のフルタイムの従業員と、225戸の契約農場をもっています。https://www.schwartzfarms.com...

デンマーク本社の種豚会社DanBred社のサイトに内部告発制度が掲載されていました。 自社サイトにある「倫理的になろう：Got Ethics」というサブサイトです。それはすべての従業員、および代表者や関連会社、代理店そして販売配給店の人達までが告発できます。75言語に対応し...

肥育期の飼料要求率を上げてしまう大きな原因の一つが死亡率です。死亡率は、農場の健康管理・疾病管理の指標でもあります。とくに肥育期後半での死亡頭数が多いことは経営上の大問題です。オランダは、最も死亡率が安定して低い国です。...

米国カンサス州立大学の研究をもとに、農場で決断を必要とするさまざまな場面をシミュレーションするための簡便な経済性評価法を紹介します。経営的には飼料と飼料費とその給与法は、農場利益を大きく左右します。コストパフォーマンスの高い飼料や給与法を使用するためにも、飼料と肥育成績のデ...

1年短期でみる母豚繁殖生産性は「年間母豚当り離乳子豚数」で測定されています。その繁殖生産性を長期推移を見るため、代表5か国を選びました。毎年の成績も大切ですが、時系列での各指標の改善力が大切です。 　繁殖生産性の高さの順序でいくと、デンマーク、オランダが優れ、スペインと米国...

肥育期の飼料要求率は、肥育生産性の重要指標の一つです。飼料要求率は農場の利益に直結します。肥育期の飼料要求率改善は生産コストを下げる大きなポイントです。そして飼料高騰時対応には、真っ先に減少させなければならない指標です。スペインと米国の体重30キロから出荷までの肥育期の飼料...

2022年3月日本養豚経営研究会の春の定例会が東京グランドホテルで開催されました。群馬銀行コンサル営業部の増尾伸氏の「事業承継で押さえておきたい5つのポイント」という題の講演を聞きました。銀行員が中小企業診断士と1級ファイナンシャル・プラニング技能士という資格を持っているこ...

米国養豚農場の生産スタッフの退職率の平均は20-30％で、それほど多くはないのですが、100％を超えるような退職率がある農場もあるようです。離職割合は正規従業員の離職数÷正規従業員の数です。米国のミネソタ大学で開催されたリーマン学会2021年で、米国オハイオ州2社11繁殖農...

米国カンサス州立大学 (KSU) の栄養ガイドの「栄養の経済性評価法」を紹介します。 (Economics in Swine Nutrition： https://www.asi.k-state.edu/research-and-extension/swine/swinen...

2021年12月の三重県開催の産業衛生学会での特別講演で、中部国際空港㈱犬塚力社長の講演を聞きました。衛生学会だったこともあり、資金繰りなどについては触れませんでした。最も大変だったことは、コロナ感染予防のガイドラインがなく、手探りで状態で始めたことと、在宅勤務・在籍出向な...