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母豚繁殖性の国際比較

  • koket001
  • 2022年5月24日
  • 読了時間: 1分

更新日:9月10日

 1年短期でみる母豚繁殖生産性は「年間母豚当り離乳子豚数」で測定されています。その繁殖生産性を長期推移を見るため、代表5か国を選びました。毎年の成績も大切ですが、時系列での各指標の改善力が大切です。

 繁殖生産性の高さの順序でいくと、デンマーク、オランダが優れ、スペインと米国は同等の改善力となります。注目すべきは、年間の平均増加頭数です。デンマークでは年平均0.6頭を改善していっています。オランダは年間平均0.4頭です。両国の繁殖生産性での育種改良と飼養管理を含めた改善力は世界をけん引していると言えます。オランダは離乳子豚数をデンマークほど急速に増加させようとしていないようです。米国は今一つですね。

 ブラジルの伸長はすごいですね。年平均改善率0.4頭です。

 スペインと米国が年間平均増加頭数は0.3頭です。日本でも年平均0.3頭の増加は、目標として当然と思われます。

なぜなら母豚性能は、種豚会社によって毎年改良され、生産者の飼養管理技術も毎年改善されています。この毎年の改善力が大切です。詳しくは経営ページでグローバルベンチマーキングで。

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