国別肥育期の死亡率改善力

肥育期の飼料要求率を上げてしまう大きな原因の一つが死亡率です。死亡率は、農場の健康管理・疾病管理の指標でもあります。とくに肥育期後半での死亡頭数が多いことは経営上の大問題です。オランダは、最も死亡率が安定して低い国です。

「肥育成績が悪いのは、その子豚を生産した繁殖農場での健康管理・疾病管理に問題がある」と米国のルーエン獣医師は言いきりました。さらにオールイン・オールアウトができない農場は、将来生き残れないとも言い切りました。肥育期の死亡率の改善には、肥育農場だけでなく、子豚を生産する繁殖農場における健康管理・疾病管理が大切です。最新版（2022年）は経営セクションで。