top of page

母豚死亡を減らす米国実践例

  • koket001
  • 12月14日
  • 読了時間: 1分

 米国養豚では高死亡率が大きな問題です。死亡母豚減少に効果のあったのは朝に妊娠ストール舎を2人一組でストール前後から6項目をチェックする方法です。

 アイオワ州立大学のクリス・Rademacher獣医師が提案しています。この方法で16.75%あった母豚死亡率が4.25%も下がったと報告しています。

 実例は4000頭の母豚農場です。妊娠ストール舎では朝に1回飼料給餌しています。PRRSとマイコ陽性農場です。2人一組でチェックすると約2時間のコストです。なお群飼育だと、3-4人で約3時間かかるのこと。群飼育は人手がかかります。

 6つのチェック項目で、問題あった場合は、フラグを立てて、後に治療するかどうか決めます。

 症状は、「エサたべていない60%」「四肢障害23%」「発熱4%」「呼吸器病7%」「子宮からの悪露2%」「外傷4%」で、30%が2つの症状があり、もっとも多かったのが「エサ食べていない」と「四肢障害」でした。

 産次では、若雌妊娠豚35%、産次1:8%、産次2:7%、産次3:9%、産次4:10%、産次5:11%、産次6:8%、産次7:9%、産次8:2%、産次9:1%でした。死亡豚の50%が0産から2産次の若い母豚でした。写真はアイオワ州立大学の以下。

母豚の死亡は繁殖ページの繁殖2タブで。

治療薬実例は次の記事で。


ree

コメント


bottom of page