欧州養豚の凋落

　フランスの養豚研究所は、欧州の豚飼育頭数は、2012年から2022年の10年で5.8％減少したと発表しました。とくにドイツは減少激しく25％の減少となりました。米国ではドイツ養豚は死に体とみられています。欧州の凋落の理由は、各国での環境規制と動物福祉規制の強化、さらにポーク消費の減少が挙げられています。

　例外はスペインで、強い国内需要と輸出で、欧州で例外的に35％増加しています。国内需要の掘り起こしは、日本にとって大切です。

　なお同時期で日本は増減なしです。日本もドイツや欧州各国のように凋落しないようにしたいものです。死に体とは呼ばれたくないものです。経営ページも参考に。