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水滴ドリップ使用の注意点

  • koket001
  • 2024年7月17日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月2日

 米国でも暑い州である北カロライナ州、セクトン獣医師の推薦。

酷暑対策ですすめるのは断然1位:クールセルで、2位:水滴蒸散式ドリップクーラー(ドリッパー)です。

 クールセルの問題点は、換気効率を落とし、空気の流れが悪くなることです。それで先進的農場では、ドリッパーとクールセルの両方を使用しています。まず全換気扇が稼働している時(換気量が最大時)にクールセルを使い、さらに温度が上がるときにドリッパーを一時的に使うという方法です。

 ドリッパーは一時的使用が必須です。なぜなら分娩舎でのドリッパー使用で過剰に母豚を濡れさせてしまうと、肩の外傷が多く発生する原因となります。さらに子豚の下痢も誘発します。

 それでセクトン獣医師は、タイマーなどで短時間使用とすること、ドリッパーの水滴の落ちる位置を耳と肩の間にするよう勧めています。このクールセルとこのドリッパーの2つをうまく使用することで、授乳期の飼料摂取量が落ちることはないそうです。施設ページも参考に。Swineweb (www.swineweb.com) 2022年4月27日号の記事から。



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