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若雌豚の初発情日の記録を

  • koket001
  • 2 日前
  • 読了時間: 1分

 初交配日齢の早い若雌豚は、その後の生涯成績が優れていることがわかっています。良い母豚は早く発情が来るのです。若雌候補豚では初発情日から2回目の発情で初種付けが奨められています。発情したが種付けしなかった日(HNS: Heat No Service)として初発情日を記録するのが一般的です。

 図は、初交配日齢が早いほど、生涯(母豚の平均生存日数は平均1000日)での離乳子豚数生産の効率がよくなることを示しています。大規模農場ではその傾向が強いのです。なお年間化というのは年間に換算しています。

 カナダ・アルバータ大学では、良い母豚にするには、140日齢から雄豚での性刺激を与えて、若雌豚が早く発情がくるように管理することを奨めています。そうすることで初交配日齢も早くなり、生涯日齢・長期生存性もあがります。そのために若雌豚管理ユニットGDUを設けて、雄豚による刺激で,初発情時期を早めるための育成管理が重要とされています。

 ただし遺伝もあると思います。よい種豚も大切です。詳しくは繁殖ページ繁殖2タブの長期生存性と生涯成績の項と施設ページでの若雌豚育成ユニットの項で。


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