top of page

群閉鎖で生ワクか血清か

  • koket001
  • 4 日前
  • 読了時間: 1分

群閉鎖法では全頭への暴露が大切です。PRRS暴露法には弱毒生ワクチン(MLV:生ワクチン)を使う方法と農場で発症した離乳豚からの血清を使う方法があります。

 ミネソタ大学は繁殖群におけるPRRSウイルス排除への群閉鎖法での2つの暴露法(血清と生ワクチン)を61農場の参加で比較しました。

比較結果は:

  • PRRS安定化成功率は血清法農場が高かった(血清法85% vs 生ワクチン法60%)

  • PRRS安定化に達する時間は、血清法農場が早かった(血清法25週 vs 生ワクチン法32 週:差7週)

  • 一方、離乳豚の死亡ロスは生ワクチン使用群が少なかった(母豚1000頭当りの離乳豚ロス:血清法2665頭 vs 生ワクチン法1222頭:2.17倍)

  • さらに暴露前の離乳頭数成績への回復は生ワクチン使用農場群が早かった(血清法21週 vs生ワクチン法 10 週:11週)

詳しくは健康ページの「群閉鎖の手順」で。


ree

 

コメント


bottom of page