top of page

妊娠豚群飼ESFでの苦い経験

  • koket001
  • 7月30日
  • 読了時間: 1分

更新日:8月8日

 米国CVFF社の20年のESF経験例の発表がありました。ESFは コンピュータ制御給餌システムのことです。日本でも導入検討中の農場もあると思います。ESFは難しい技術です。

 CVFFは米国11位の生産で100%群飼をしています。400人のスタッフで母豚11.5万頭を飼育し、年間280万頭の肉豚出荷しています。厳しかった経験は以下です。

  • 四肢障害が増える

  • ESFで飼料切れや遅れが起こると深刻な問題となる

  • フィダー当りの母豚数の決定が難しい。とくに夏場には飼料摂取量が低下する。1ペンの1フィダーの場合には失敗できない

  • 繁殖成績が低下する。例、ストール飼育と比較して、妊娠中期以降の群飼(妊娠45日齢以降)では分娩率が1~2%低下し、母豚死亡率が2%上昇、年間母豚当り離乳子豚数が0.5頭低下した


    施設ページの母豚群飼育タブ米国CVFF社の群飼育20年の経験」で詳しく。Leman2024学会でCountry View Family Farms (CVFF)のCarlos Roudergue獣医師の発表から。

ree


コメント


bottom of page