top of page

マルベリー心臓病と関連病

  • koket001
  • 1月31日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月7日

 ビタミンEとセレニウム不足での心筋へのダメージ(非代償性心筋損傷)によるもので3つのサインあり。

1)よく見られるのがマルベリー心臓病、主に2-3週齢から2か月齢で、よく成長している子豚が急死。ビタミンEの不足が原因、ただしビタミンEが十分でも起こることがあり

2)栄養性の肝障害

3)白筋症、高濃度の多価不飽和脂肪酸や銅やビタミンAやカビ毒を多く含む飼料は、ビタミンEの効果を弱める。

Control: 治療としてはビタミンEとセレニウムの注射。予防のために飼料への添加、妊娠後期の豚への注射。なおマルベリー心臓病はビタミンEの注射が良く効き、白筋症はセレニウムがよく効くと言われている。

 集団発生した時は、飼料の品質検査、高い銅濃度や高い脂肪濃度、飼料貯蔵の状態、飼料の品質を検査する。なおビタミンE欠乏の子豚は、貧血予防のためのデキシトラン鉄剤注射時に、鉄中毒で死亡することがある。詳しくは健康ページのその他タブで。写真は米国AASV提供。


ree

コメント


bottom of page