死亡率1%が増えると、離乳豚（5-22 kg）では飼料要求率は0.027増加し、1日平均増体量は23 g 減り、肥育豚 (22-130 kg) では飼料要求率は0.037増加し、1日平均増体量は27 g 減り、ウィーン・トゥ・フィニッシュ(5-130 kg)...

カナダ本社のFast Genetics社はウエブサイトで彼らの育種技術を紹介しています。htttps://fastgenetics.com/　図は同社のHPから 　ジェノタイピング（遺伝子型判定）のプロセスは、動物ゲノムの違いを識別します。同じ種内では、ゲノムの核酸配列決定...

母豚の淘汰のタイミングは主に2回：離乳直後と種付けした後です。種付け後に非妊娠がわかった時、または四肢障害などによる淘汰です。比率は3：１で、離乳後淘汰が多いのですが、NPD淘汰日数の70％は種付け後の淘汰豚です。詳しくは繁殖ページの応用繁殖タブ中の長期生存性で。

研究報告：平均飼料摂取量の遺伝率 　遺伝率（heritability：h2）とは、遺伝の違いが、個々の特定の形質の違いをどれくらいの割合で説明できるかを示す尺度で、0から1.0（0から100％）です。この報告ではフィンランドのヨークシャーとランドレースとそのF13125頭を...

米国ポーク生産者協議会（NPB）では、スタッフのプロ意識を豊かにして、ポジティブなバーンカルチャー（農場文化: Barn-culture; プロとして認め合い助け合う職場環境の伝統）を創造することを薦めています。その中で辞職理由は：1）コミュニケーション不足；2）やりがいの...

繁殖に関係する感染症は、豚パルボウイルス病；オーエスキー病；レプトスピラ症；豚繁殖・呼吸障害症候群 (PRRS) ；泌尿生殖器感染症があり、非感染の生産リスク因子としては授乳期間、産次、季節・気温、種付け技術、栄養、遺伝、雄豚効果があります。...

評価の目的は、過去の業績を評価しスタッフが自らキャリアを考え成長し、さらにパフォーマンスを向上できるようにすることです。詳しくは経営ページの農場文化タブで。 変化への管理／変化への受容性：必要な変化を受け入れることができる...

米国での大掛かりな研究の結果が報告されました。輸送時の出荷肉豚ロスは、欧米では大きな福祉問題かつ経済的問題といわれてきました。結果では4年平均で死亡豚0.22％、歩行不能豚は0.63％、合計で0.85％でした。夏に死亡は多く、秋に歩行不能が多かったと報告されました。詳しくは...

米国28番目の生産規模を持つカクタスファミリー農場は積極的な伸長を図っています。母豚35000頭を飼養し年間850000頭の肉豚を出荷しています。ウィーン・ツゥ・フィニッシュの離乳肥育一貫生産での契約希望者募集のため、農場ビデオツアー（2分弱）を以下で公開しています。赤い〇...

米国ポーク生産者協議会（NPB）は、プロ意識で創る農場文化の拡張を提唱してます。その中のツールの一つとして、SOPを紹介します。以下4つの部門に分けられています。詳しくは経営ページの農場文化タブを。 種付けと妊娠部門 共通部分 分娩部門 離乳・肥育部門 その他...

カナダ本社のFast Genetics社はウエブサイトで彼らの育種技術を紹介しています。htttps://fastgenetics.com/　詳しくは 種豚・遺伝ページ で。図は同社のHPから 　精子細胞は、XとYを持つDNA の違いに基づいて分離され、最大 99%...

米国ポーク生産者協議会（NPB）が農場文化を豊かにするためのツールとしての標準生産手順（SOP）の中での、症状からの健康観察を紹介します。体温計で体温を測るのが大事です。詳しくは健康ページの症状別の病気タブで。 離乳・肥育農場では： 四肢障害 食欲 下痢 呼吸器病 直腸脱...

米国ポーク生産者協議会（NPB）が農場文化を豊かにするためのツールとしての標準生産手順（SOP）の中での、症状からの健康観察を紹介します。体温計で体温を測るのが大事です。詳しくは健康ページの症状別の病気タブで。 繁殖農場では以下の早期発見が大切です。 四肢障害 食欲 下痢...

米国ポーク生産者協議会（NPB）は以下の行動規範を呼び掛けています。詳しくはSDGsページで。 自然環境の空気や水質を守りながら、極端な天候から豚を保護し、避難するための施設を供給 豚の安全で人道的かつ効率的な動きを可能にするよく手入れされた施設を供給...

養豚生産担当者募集例　詳しくは経営ページの農場文化タブを ポジションの概要 繁殖、分娩、給餌、健康管理など、あらゆる面で生産に携わります。また機械、建物、畜産機器のメンテナンス業務も行います。 農場情報 3世代目の家族経営の農場です。1,400頭の母豚を飼養する養豚を営んで...

カナダのプレーリー養豚研究センターの発表です。飼料フィダー給餌口の幅スペースの推奨の最小幅は、ペン内で最も大きい豚の肩幅を基準にし、体型のばらつきを考慮して10％を加えたものです。詳しくは施設セクションで。 給餌スペースの幅を計算するために使用される式は：...

米国ミネソタ大学獣医学部電子図書館e-book 写真も掲載されているのが魅力です。獣医学生への補助教材として開発されています。33の病気が載っています。他との違いは、胃潰瘍が下痢の項に入っています。下痢を哺乳豚と離乳豚に分けています。豚丹毒が繁殖に入っています。詳しくは健康...

時々新聞で出てきます。「会社の不正行為の防止と競争力・収益力の向上を目指し、長期的な会社価値の増大に向け、経営を監督する仕組みのこと」だそうです。wikipediaを参考に。 米国JBS foods (米国7位のポーク生産者)...

米国ポーク生産者協議会（NPB）が「5年推移ベンチマーキング」を発表しました。生産システムで3つ（離乳豚、肥育豚、離乳・肥育一貫）にわけて、比較できるようにしています。グローバル・ベンチマーキングでは過去12年間、米国の肥育豚死亡率は5％前後で安定していたのですが、2020...

フリーアクセスESFは、カナダ・ケベック州の生産者によって発明・開発された新しい給餌システムです。現在、生産者にとってすでに一般的な選択肢となっています。名前が示すように、フリーアクセスストールとESF（電子制御給餌システム）の両方の機能を兼ね備えています。耳標IDを使用し...